Windows7でフォルダやファイルの所有者とアクセス権を変更するコマンド


Windows7のアクセス権を変更したいのにできないということがあったので、マニュアルでする方法と一括変更をコマンドでする方法を書いて行きたいと思います。

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まず用語の説明から

ファイルの所有者: 誰のファイルやフォルダであるかを表している。通常はそのフォルダを作成したユーザに所有権があります。アクセス権を変更するためにまずそのファイルやフォルダの所有権を得るところから始めます。

アクセス権: アクセス権がないとフォルダ内のテキストファイルを編集できない、削除できない、新規作成もできない。フォルダに関しても削除ができません。

フォルダのプロパティの確認

あるフォルダ上で右クリックメニューからプロパティを選択すると下図のようなフォームが出てくるので、セキュリティタブを選択します。


下図のような状態だとUsersグループに属しているユーザはこのフォルダに対して、「読み取りと実行」「フォルダーの内容の一覧表示」「読み取り」の権限が与えられていますが、「書き込み」と「変更」にチェックが入っていないので、このフォルダー内のファイルの削除、編集ができません。

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所有者を変更できるユーザー

まず、所有者の変更は現在のユーザーがAdministratorsグループに属しているか、そのフォルダやファイルの作成者である必要があります。

所有者の確認と変更

このユーザがこのフォルダ内のファイルに対して削除、編集ができるようにしてみます。
まず、セキュリティタブの詳細設定ボタンをクリックします。
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所有者タブに切り替えて、だれが現在の所有者か確認します。
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現在の所有者は「SYSTEM」になっています。
アクセス権を変更するには所有者を自分にする必要があるので、これをログインしているユーザに変更します。
まず、所有者タブの編集ボタンをクリックします。
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所有者の変更の枠の中の変更したいユーザを選択し、OKボタンをクリックします。
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次のようなメッセージが出てくるので、OKで抜けます。
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監査タブに移動します。続行ボタンをクリックします。
フォームの下の方にチェックボックスが2つあるので、両方共チェックして、OKボタンをクリックします。
これでフォルダ以下にあるすべてのフォルダやファイルに対するアクセス権を設定できます。
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アクセス権の確認と変更

アクセス許可タブにいき、アクセス許可の変更ボタンをおします。
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Usersグループを選択し、編集ボタンをクリックします。
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フルコントロールにチェックを入れて、OKボタンをクリックします。次のフォームもOKで抜けます。
Worningやセキュリティ適用エラーがでますが、OKと続行を選択して、抜けます。

これで終了です。Usersグループのユーザにフォルダ内のファイルやフォルダに対して、フルコントロールを与えることができました。

コマンドでの一括変更方法

ここからはコマンドで一括で上記の操作をする方法です
まずコマンドプロンプトを管理者として実行します。

所有権の変更
takeown /f C:\xxx\xxx /a /r
-/fオプション:ファイル名を指定。
-/aオプション:Administratorsグループに所有権を変更する。指定しないと現在ログインしているユーザーになる。
-/rオプション:フォルダ内を再帰的に。(フォルダ以下のフォルダとファイルをすべて変更)

アクセス権の変更
icacls C:\xxx\xxx /grant Users:F /t
-/grantオプション: アクセス権を与える。
-Everyone:Fオプション: Usersにフルコントロールを与える。
-/tオプション: フォルダ内を再帰的に。


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